フランス新婚旅行(7日目④) さくっとルーヴル美術館
こんにちは☆ こももです:)
さて、前回の記事のようにヴァンドーム広場界隈でショッピングを楽しんだあとは、ルーヴル美術館へ☆
ガラスピラミッドの入り口は混んでいるので、カルーゼル・デュ・ルーヴル(Carrousel du Louvre)からつながる入り口から入場。
写真中央に見える、ダヴィンチ・コードでおなじみの「逆さピラミッド」のところにある入り口です。
カルーゼル・デュ・ルーヴルは、ルーヴル美術館と地下でつながっているショッピングモール&フードコート。
お土産探しや、ルーヴル見学後の休憩や、腹ごしらえにもってこい☆
カルーゼル・デュ・ルーヴルにもチケット販売機がありますが、
こももは事前にFnacでWeb予約→店頭で発券済み。
入場も、列が全くできていなかったのでスムーズでした♪
Fnacでの予約・発券についての記事はこちらをご覧ください。
↓
フランス新婚旅行(3日目②)SNCF・Fnacチケット発券☆
この日は、お買い物用に旦那さんが革靴だったため、さくっと有名どころを見学。
その一部を写真に収めていたので、ちょっことだけご紹介。
《カナの婚礼》:パオロ・カリアーリ(通称ヴェロネーゼ)
ルーヴルで一番大きな絵画で、縦6.66m、横9.9mもあります!
ガラリヤのカナの地で、婚宴に招かれたイエス・キリストが、水をワインに変える奇蹟を見せたという有名なシーンが描かれています。
細部を見ると、宗教的象徴が入念に描かれています。
ヴェネツィアのサン・ジョルジョ・マッジョーレ修道院の大食堂を飾るために発注されたものですが、後にナポレオンに接収され、フランスに運ばれました。
《モナ・リザ》:レオナルド・ダ・ヴィンチ
相変わらずの人だかり。
《ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠》:ジャック・ルイ・ダヴィッド
こちらの絵は、1804年12月2日にパリのノートルダム大聖堂で行われたナポレオンの戴冠式を描いたもので、普通『ナポレオンの戴冠式』と呼ばれますが、描かれているのは、ナポレオンの戴冠ではありません。
ナポレオンは、皇帝冠を自分自身で頭上に載せて皇帝になったことを示したあと、妻ジョゼフィーヌに皇后冠を授けました。
まさにその瞬間を描いた作品です。
フランス革命前の国王の戴冠式で、王妃も一緒に戴冠されたのは、14世紀以降では、ブルボン家初代国王アンリ4世妃マリー・ド・メディシスだけ。
ナポレオンは、周囲の反対を押し切る形で実現させました。
当初は、ナポレオンが自らに戴冠する構図だったそうです。
しかし、皇帝自身から「あまりに傲慢すぎる」と指摘され、妻である皇妃ジョセフィーヌに冠を授ける場面に描き直しました。
とはいっても、当時の慣例からすると、こちらもかなり傲慢ではあります。
カトリック国の君主はヴァチカンのローマ教皇の元に赴き、戴冠されるのがこの時代の常識なのですが、ナポレオンはヴァチカンに出向くのではなく、教皇をパリに呼び寄せました。
教皇が右の人差し指を立て、祝福を授けているのですが、その前を遮るかのように立ちふさがり、自分の妻に自らが冠を授けている姿が、自分が権力の頂点だと言わんばかりです。
しかし、この戴冠式に出席していたのは、みなフランス革命を体験した人たち。
これで不安な時代は終わり、これからは安定と平和な時代がいつまでもつづくだろうとほっと胸をなで下ろすとともに、もう「生まれ」ですべてが決まってしまう時代に逆戻りすることはないだろうと希望を抱き、この戴冠式を見守ったことでしょうね。
フランス革命の完了を告げるナポレオンの皇帝戴冠を描いた作品でした。
そんな絵を、引率の先生に連れられて鑑賞するこどもたち。
フランスだけでなく、以前イタリアでも遭遇したな〜
バチカンのサンピエトロ寺院の前で、みんなでピザ食べてたな。お弁当じゃないのね。
子どもの頃からこんなものに囲まれて生活しているはいいなぁ。。。
そもそも努力しなくとも、芸術・美が街自体・生活自体の一部になっているんだもんな。
さて、歩き疲れてちょっと休憩。
ルーヴルはほんと混んでるなー
ソファから絵を眺める。
宗教絵画って興味なかったのだけど、学生時代にヨーロッパの美術館を巡って実物を見てから好きになりました。
休憩のあとは、ひとつ下の階(日本でいう1階)の彫刻の展示エリアを歩いて見学し、旦那さんの足の限界が迫ったので出口へ向かいました〜
ガラスピラミッド。下から。
入ってきた出入り口から退館し、美術館ショップで一目惚れした青いカバの置物と、姪っ子用に絵本を購入♪
エジプト 紀元前2000年頃の釉薬をかけた陶器 青カバのレプリカ(ヒッポー)。
(絵本は撮り忘れました。英語で書かれていたものにしました。)
その側のお土産屋さんで、可愛い刺繍のガーゼハンカチを発見♡
4枚セットでいろんなシリーズがありました。
カボチャやナス、トマトなどの野菜シリーズ、キノコシリーズ、柑橘系シリーズなど。
私は、赤い果物シリーズを友人のお土産用に購入♪
自分用にも買えばよかったーと後悔。すべてのシリーズ買い占めれば良かったな。
はー。。。
ルーヴルでは人酔いしちゃうし疲れたなってことで、ディナーの前にホテルに戻って休憩〜
せっかくルーヴルに来て、この短時間の滞在はもったいなーい!と思いつつ、
美術関係ではない旦那さんとの旅行なので、この辺は妥協するところですね。
さて、ディネ(ディナー)は次回に続きます。
パリ前半滞在時にキャンセルして行かれなかった日本人の方のお店です♪
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