フランス旅行をもっと楽しむための本☆ 文庫本② パリ旅の雑学ノート[玉村豊男]
こんにちは☆ こももです:)
フランス旅行前に読んだ文庫本のご紹介、2冊目は、
「パリ旅の雑学ノート」☆
こももが持っているのは、新潮文庫から出版されたものなのですが、中公文庫に切り替わっているようです。
初版が昭和58年!と、とても古い本なので情報としては古いところもありますが、パリという街の空気感は変わらないな〜と思いました。
この古い空気、というのがパリのいたるところで感じる空気と同じにおいがしました。
ページの半分近くをカフェにまつわる話に割いているのですが、そこではパリジャン、パリジェンヌの生活がありのままに描かれています。
なんとなく「お洒落〜」「華やか〜」みたいなイメージを持っている方もいらっしゃるかと思いますが、パリの街やそこに暮らす人々のリアルな姿を感じられます。
二章の歩道の項目では、道にポイポイゴミを捨てる習慣のパリジャンや、そのゴミを用水栓を開いてゴミを排水溝に押し流すという大胆な処理方法、などなど、美しさとは対局の現実を見ることができます。
(早朝に道路掃除が行なわれるので、朝は比較的道がきれい。)
ゴミについての意識をかいま見れる、パリマラソンの記事→フランス新婚旅行2日目パリ散歩①
本にも書かれているのですが、パリの街を歩いていると、時折むぉっと臭うことが度々あります。
土曜日の朝の新宿の飲み屋街のような臭いです。
恐らく、この本が書かれた頃よりは改善しているのだとは思いますが、そう大きくは変わっていないよう(笑)
行ってからガッカリしないで済んだという意味では、この本を読んでおいて良かったと思いました(笑)
日本のように湿気がないのが幸い☆
とりあえず、日本の道はきれいでいいなということを実感できます。
フランス好きの著者が、上記のようなことも、味わうべきパリの持つ独特な空気感として紹介していたり、様ざまな視点からのパリの魅力紹介しています。
読み物としてなかなか面白い1冊でした♪
著者の玉村さんは、フランス好きが高じて今ではワイナリーを経営されています。
つい先日、地方で農業をはじめた有名人みたいな番組でたまたま紹介されていました☆
なんてタイムリー!
長野県内に借金をしてぶどう畑や醸造所を作ってしまったそうです!
結果、成功してかなりの売り上げがあるとのことでした。
好き!という気持ちは強いですね♪
ちなみに、「パリ旅の雑学ノート2」もありますが、今読むにはそこまででもないかなと思います。
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